ままんきーとMの挙動

気づいたら話す人がいなかったから、ここに書く。

怒りっぽい娘と息子のポケモン愛

こんにちは、ままんきーです。

今日は今夜のベッドタイムストーリーです。

 

近ごろ、わたしには3才娘のことで悩んでいることがあります。それは娘が怒りっぽくて周りの人に当たり散らすことです。そこで今夜は、寝る前の本のあとのおしゃべりタイムにこんな話題をぶっこんでみました。

 

”怒っている人を見たら、みんなはどう思う?”

 

わたしは続けて自分の意見も言いました。

”ママは怒っている人を見るとびっくりする。それと同時に、この人こんなに怒っているところを色んな人に見せて恥ずかしくないのかなぁ?、とも思うよ笑”

それに対し、6才息子が

”ぎゃははは おもしろいよねぇ~ でもおれは男だから恥ずかしくないけど!だって〇〇はすぐ怒るけど・・・”

と、密かに尊敬している幼稚園のお友達を引き合いに出して話し出しました。ふんふんそーかそーかと聞いていると、いつの間にか話題は”自分が怒ったときの気持ち”へ変わります。

”おれは怒ったとき、あーこの人はやく戦闘不能になれはやく戦闘不能になれはやく・・・、って頭の中で思ってるよ笑”

これには意表を突かれました。・・・まさかそんな冷静に呪ってるとは。戦闘不能ポケモン好きの彼らしい言葉選びに心のなかでニヤリとしました。”なんでこんなことするんだよ!”とか”おまえなんかキライだ!”とかじゃないみたいです。いつもあんなに大声出して感情むき出しに怒っているのに。息子のキレっぷりはいつもすさまじく、高速地団駄でブレて表情がわからないほどです。わたしが思わず大笑いしているところをみて、息子がさらに続けます。

”ママと喧嘩してるときだって、〇〇(3才娘)とけんかしてるときだっていつも、あーこの人はやく戦闘不能になれはやく戦闘不能になれはやく戦闘不能になれはや・・・、って思ってるよ~”

この会話を聞いて娘はどう思ったでしょう?思わぬ方向へ話題が逸れてしまい、今夜はおやすみとなりました。

 

”怒っている人を見たら、みんなはどう思う?”

 

なぜわたしがこう聞いたかというと、子どもたちに客観的に怒りについて考えてほしかったからです。怒りを表に出すと、その怒りを感じる人がいる。当事者たちだけでなく周りの人たちも巻き込まれる。しょっちゅう怒っている人のそばにいたいと思うかな?せっかくの魅力も見つけてもらえなくなってしまうよ、なんて伝えたかったのです。

 

子どもが寝入ったあと、ひとり考えました。もしかしたら伝えられなくてよかったのかもしれない、と。上記のことを伝えていたら、娘は怒ってはいけないんだ、と勘違いしていたかもしれません。そもそも感情なので抑えることはできないのですが、怒りを我慢すると娘のストレスになります。でも怒りを表に出しても、その発端のストレスは消えません。怒りっぽい娘が成長するなかで、怒りの沸点を高く保つ術を探っていく必要がありそうです。そこまで深く掘り下げてから、子どもたちにもう一度この質問をしてみようと思います。

ちなみに今夜の3才娘の回答は、”ピカチュウとサトシがぁ~”なんて思いっきり息子の戦闘不能、という単語に影響された内容でした笑

戦闘不能と聞いただけでポケモンのことだとわかっちゃう察し力が、娘の長所です。

 

では